
【「教えること」と「教わること」。その難しさ。】 第2話
前回は、「人の手」の価値についてお話ししました。
今回は少しだけ、「教えること」と「教わること」について、猫の手らしく本音でお話ししたいと思います。
最近は「○○ハラスメント」という言葉を耳にする機会が本当に増えました。
もちろん、人を傷つける言葉や行動はあってはいけません。
でも一方で、人の身体を預かる仕事では、「ダメなものはダメ」と伝えなければならない場面があります。
それを曖昧にはできません。
例えば、自動車学校の教官が、
「止まれだけど…まあ行っちゃえ♪」
なんて教えたら大変ですよね。
そして、そんな自動車学校、どこにもありませんよね。(笑)
もう一つ。
もし、小さなお子さんがあなたの手を振り切って、赤信号の車道へ飛び出そうとした時、
「○○ちゃん、ダメじゃな~い。(^^)」
なんて言う親の子どもは、危険察知能力が極めて低い大人に育ちます。
その前に轢かれます。
本当に大切だからこそ、時には強く止める。時には厳しく伝える。
それは怒るためではなく、守るためです。
整体も同じです。
間違った技術を覚えてしまえば、お客様を笑顔にするどころか、お怪我をさせてしまう可能性だってあります。
だから猫の手スクールは、優しい言葉だけを並べるスクールではありません。
できるまで一緒に考え、できるまで一緒に練習します。
そして、本当に危ないことや間違っていることは、はっきり「ダメ」と伝えます。
それが、お客様を守ることにつながると信じているからです。
次回は、
「『楽な仕事』を探している人には向いていません。」
というテーマでお話しします。
そして次回も、猫の手らしく飾り立てない本音で語ります。

